NASAも一目置く、驚異の穀物!?「アマランサス」ってなんぞや?

アマランサスってなんぞや?

アマランサスはヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の植物の総称。
ギリシャ語の 「Αμάρανθος(花が)しおれることがない」が語源。

アマランサスは2010年代頃から「スーパーグレイン(驚異の穀物)」として徐々に注目されるようになり、日本で健康食品として注目され始めたのは2015年頃。 世界保健機構(WHO)はアマランサスを「未来の食物」と評価しており、NASAでも宇宙飛行士の食料として取り入れ「21世紀の主要食」と太鼓判を押すほど。

注目される理由はその栄養バランス。
栄養バランスに優れ、必須アミノ酸をすべて含み、ビタミン類も豊富で、まさに万能食品。

スーパーフードとして同じく評価されているものにキヌアがあります。 しかし、アマランサスはそのキヌアよりもカルシウムやリン、マグネシウム、鉄分の含有量が多く、女性が不足しがちな栄養が多く含まれているのが特徴です。

アマランサスは、南米のアンデス山脈原産で、古代インカ帝国時代より栽培されてきた雑穀。
現地の人々からは、日々の食卓に欠かせない作物で神聖な穀物として大切に栽培されている。

アマランサスは「擬似雑穀」に分類される。 この疑似雑穀っていうのはイネ科とマメ科じゃないけど、見た目が似てて種が食べれるもののことを指すらしい。
なんかパチモンっていわれてるみたいで可哀そう…。(キヌア・ソバも疑似雑穀)

にゃあが注目した効果は3つ。

ダイエット効果

脂肪分解酵素「リパーゼ」の働きを活性化させ、脂肪エネルギーに変えてくれる「カルニチン」を合成。 コレストロールの吸収を抑える。食物繊維が腸を整える。

それだけでなく、アマランサスには不溶性と水溶性の二種類の食物繊維が含まれています。 実は、お通じをよくするにはこの二種類の食物繊維が必要です。 両方含まれているアマランサスは、便秘解消にはとても効果的と言えそうです。

グルテンフリーのアマランサス。グルテンが入っていないので、血糖値の急上昇を防ぎ、エネルギーが脂肪に変わってしまうのを防ぎます。 そして、アマランサスには脂肪を分解して、コレステロールを下げる働きもあるので、グルテンアレルギーの人だけではなく、ダイエット中の人にもおすすめの食材でしょう。

アンチエイジング

亜鉛)新陳代謝を促進する細胞生成に必要なミネラル。 (ビタミンC・ビタミンE)老化の原因といわれる活性酸素を排除する抗酸化物質、美肌を作る効果が期待できる。

また、アマランサスには亜鉛マグネシウム、ビタミンB6といった成分が豊富に含まれています。 これらはホルモンバランスを整える働きをしてくれます。 そのため、月経のトラブルや、妊娠中の栄養補給などに効果的です。

貧血

鉄分不足による“鉄欠乏性貧血”、“亜鉛欠乏性貧血”に有効な鉄分・葉酸亜鉛が豊富に含まれる。

まず、アマランサスはミネラルが豊富です。 特に、女性に不足しがちな鉄分が豊富に含まれているのが特徴です。 そして、アマランサスには鉄分だけでなく、葉酸や、亜鉛も多く含まれています。 赤血球を合成するには、鉄分だけでなく葉酸亜鉛も必要とされているので、これらを含むアマランサスは、貧血を予防、改善に打ってつけの食材と言えるでしょう。

カルシウムやマグネシウムも豊富。これらは抗ストレスや精神安定に効果があります。 抗ストレスビタミンと呼ばれているパントテン酸もたくさん含まれており、ストレスを感じている人にも、アマランサスはおすすめです。

白米と比較して2倍のタンパク質が含まれています。 そして、アマランサスに含まれているタンパク質は、溶解性が高く、スムーズに消化されます。 しかしアマランサスは、白米に混ぜて炊くだけで、今まで通りの食事バランスよく栄養をとることができます。 その手軽さは、美容に気を使っている人だけでなく、忙しくて健康に気を使えない人にもおすすめしたい食品と言えるでしょう。

主にアマランサスを食べるっていうと「実」で、サラダやスープやご飯にふりかけるイメージ。
アマランサスの実を使って料理してる人は「たらこ」って表現してるね。

だけど、きれいな赤い葉っぱの品種はマイクロリーフとして使うこともある。
熱帯のホウレンソウ」と呼ばれ、スーパーフードとされてるらしい。
実を取ったあとの茎葉を春まで干しておくとおいしい健康茶にもなるらしい。すご。

スーパーフードに弱いにゃあは、ぜひ家庭菜園に加えたい! サラダも映えるしね。

種も食べたいと思ったけど、種なら「買いなよ」って価格だね。 マイクロリーフ用に自家採種できるくらいに育てよう。

にゃあが選んだ品種はこれ。 natural-harvest.ocnk.net

natural-harvest.ocnk.net

夏場のホウレンソウの代わりか… なるほどね。

自家採種までできるのかな?
種は食べれるんだろうか…。やってみよう。

↓参考にした記事↓ 国立民族学博物館調査報告/山本紀夫 国立民族学博物館学術情報リポジトリ(みんぱくリポジトリ).

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