連作について

同じ(科の)作物を同じ時期に同じ場所で作る「連作」。 家庭菜園では、連作を避ける輪作が勧められているように思う。

だがしかし!にゃあはあえて連作するしようと思う。

連作がなぜ良くないとされるかというと、

・特定の養分が足りなくなる。 ・その植物に影響するような悪玉線虫と病原菌が増える。

からである。

線虫や病原菌には寿命があり、それが4年だから4年間は育てるのを控えよう。といった具合である。 ならば、足りなくなった養分を補い、線虫や菌を抑えれば連作可能ということになる。

一方で、連作のメリットがあることはあまり語られていないように思う。 連作のメリットは、その土地で採種した作物がその土壌に合った性質へ進化するということだ。 また、土も作物に適したものになっていくという。

例えば、にゃあがジャガイモ・デストロイアを同じ場所で作り続けたら、シャア専用ザクならぬ「にゃあ専用デストロイア&土」が作られるということ。

とても魅力的なメリットだと思うのだが、なぜ家庭菜園界隈で布教されないのかというと、 「3~5年は連作障害が起こる」可能性があるとされているからだ。 この連作障害によって、不作な年が出るかもしれないということ。

現代の家庭菜園のトレンドの、ホームセンターでなんとなく買った苗を植えて楽しむという人には、1つの品種を長期的に育てることは目標とされないのかもしれない。

でも、にゃあの家庭菜園の目的はスーパーで買えないような美味しい野菜を食べること。 だから、あえて連作をして、時間をかけてでも種と土を育てたいと考えている。

特に根野菜は残渣が少なく、残った残留物を分解する善玉菌が多くなりやすいので連作向きだそうだ。

↓参考にした記事↓ (やさい畑:2020初春号/2019秋号)

究極の農業技術 連作① | たんじゅん野菜 × iCas