いちごの品種

もう、頭の中はイチゴのことでいっぱいいっぱい。

もういっこ

宮城県/ 品種登録年:2008年(平成20年)
「MN3(「女峰×しずたから」×「女峰」)」×「さちのか」

名前の由来は『大粒の果実にもかかわらず、ついつい”もう一個”手を伸ばしてしまう』。

もういっこはサイズが大きく円錐形で果皮は鮮やかな紅色。果肉も淡い赤色。   甘酸適和のスッキリとした甘さで、果肉はしっかりしていて日持ちはよいとされています。 14-11

おおきみ

九州沖縄農業研究センター (おもな産地: 高知県、宮崎県、岡山県 )/ 品種登録年:2011年(平成23年
「さつまおとめ」( 大果/果実品質優)×「いちご中間母本農1号」 (極大果)

名前は『高品質なイチゴ品種の中で特に大きな実であること』にちなんで。

おおきみは収量も少なく、美味しく作るのがかなり難しい。 通常の苺は一株に10~15個の実がなるのに対し、「おおきみ」は3~6個。

糖度が15度以下ならあまり特徴のない苺だが、糖度18度くらいを境に急激に美味しくなる、らしい。 酸味は少なく、桃に近い味と苺らしい味が合わさって最上級の味を味わえる、らしい。

美味しく育ててみたいなぁ。楽しみ。

アイベリー

愛知県出身/ 品種登録年:1983年
交配種は企業秘密

キャッチコピーは「フォークとナイフで食べるいちご」。 名前の由来は愛知の『愛』とストロベリーの『ベリー』をから。 甘さは強く、糖度は15度になるものもあり、別名「イチゴの女王」。

アイベリーの特徴は何と言っても粒が大きいこと。 いちごの大きさはMサイズで大体10-15g程度だが、アイベリーは20-80gぐらいにもなるらしい。 糖度、大きさ、形にばらつきがありイチゴ農家泣かせの品種らしい。

とちおとめ 

栃木県出身/品種登録年:1996年(平成8年)
「久留米49号(「とよのか」×「女峰」)」×「栃の峰(「女峰」や「麗紅」など)」

栃木県は「女峰」が主力だったが、後継品種として甘味が強くて大粒の多い「とちおとめ」を発表。 東日本のシェア1位となった。

果実の大きさは大,果皮の色は鮮赤で円錘形。 甘味酸味のバランスがよく、果肉も締りがある割りに果汁は十分にあって美味しいイチゴらしい。 17-13

女峰 

栃木県出身/品種登録年:1985年(昭和60年)
「はるのか×ダナー」×「麗紅(「はるのか」と「福羽」)」

日光の女峰山にちなんで命名された。
とちおとめにとって代わられ、今ではイチゴ全体の1%程しか作られなくなってしまった希少種。 そのためノスタルジックな味と形容されることがある。

果実はやや小ぶりで長円錘形で整っており、酸味が強く、色・形も良いので、ケーキや練乳に最適な品種。 ピューレやジャムにした時の色も綺麗に出ます。 21-14

ふさのか

千葉県出身/品種登録年:2003年
きはる×とちおとめ

イチゴ狩りの品種紹介ページで「人気№1」と推されることが多い品種。

甘味と桃に似た特有の香りで、酸味がすくないので美味しく食べやすい。 大粒で光沢の良い果実ができ、硬い肉質で日持ちも良いほう。
円錐形で果皮は鮮紅色、果肉は橙赤色、果心は淡赤色、甘みは十分。 収量が少なく、希少価値の高い品種。

でも苺っぽくないらしい。 舌触りとしては「洋ナシ」のようで、 味は、酸味を少し感じると「プラム」のような味。 酸味のないところでは「プリンスメロン」のような味になるらしい。

どんなんや。

紅ほっぺ

静岡県出身/品種登録年:2002年(平成14年)
「章姫」×「さちのか」

紅ほっぺという名前の由来は、美しい紅色で、ほっぺが落ちるくらいコクがあり美味い
紅ほっぺはサイズが大きく、甘味は強いですが酸味もやや強いのが特徴。やや固くしっかりとした食感。

頂花房/10果(5番花)  第一次腋芽1芽/10果(5番花):2芽/7果(4番花)  第二次腋芽/5果(3番花)
(摘花で実の大きさに影響を受けにくい品種)

おいCベリー

沖縄県出身/品種登録年:2012年(平成24年) 「9505-05」×「さちのか」

ビタミンC含有量が高く7粒で1日分のビタミンCを摂ることが出来るらしい。
果実の大きさは大、果実の縦横比は縦長、果実の形は円錐形、果皮の色は濃赤、果実の光沢は強。

桃薫 

北海道出身/品種登録年: 2011年 (平成23年 ) 「カレンベリー」と野生種(艶のある系統)×「とよのか」に野生種(桃のような香り)を交配して生まれた香りが良い「久留米IH1号」

名前の由来は、桃のような甘く芳醇な香りが隅々まで漂う(薫る)様子をイメージし、各地に広く普及していくことを願って命名された。

果皮はサーモンピンクで、桃のような味。桃やココナッツ、カラメルのような香り。 (放任:30果/適質:11~15果/贈呈:5~7果)

よつぼし

三重県香川県、千葉県と九州沖縄農業研究センター(農研機構) /品種登録年:2017年(平成29年)年 「かおり野」から育種した「三重母本1号」×{(「さちのか」や「とちおとめ」それに香川県独自の四季なり品種)×(香川県が交配育成した「A8S4-147」)}

4機関が共同で開発した「甘味」、「酸味」、「風味」が揃って「よつぼし」級に「美味」しい苺。 高糖度で風味がある濃厚な食味。鮮紅色で形の良いきれいな果実が成るらしい。

日本で2番目のイチゴ種子繁殖型品種で、実用利用される品種としては初。 ・基本的には、低温短日に反応して花成形成しますが、25~27℃以下では、24時間日長の長日条件でより花成誘導されやすい、「長日反応性」(四季成り性)を持っている。

あかねっ娘

愛知県出身(おもな産地:徳島県奈良県/品種登録年:1994年(平成6年) 「(アイベリー×宝交早生)×とよのか」×「アイベリー×宝交早生」

やや大きめで、丸みのあるかわいらしい形をしていて、鮮紅。果肉がやわらかく果汁が多いイチゴ。
糖度は高くて酸味は少なめで、香りがよく、風味のよい甘味が楽しめます。

徳島県奈良県などが愛知県と許諾契約をして生産していて、「ももいちご(百壱五)」という名称は徳島県のブランド商標。品種は「あかねっ娘」。

にゃあさんが特に楽しみなのが桃薫!イチゴなのにモモの味がするらしい。 個人的に酸っぱいイチゴが好きだから女峰が好みな気もする。

よつぼしはサンドイッチで食べたけど、尖ってないって感じだったな。味は育て方でも変わるんだろうけど。

黒イチゴも興味あるなぁ。まだ売られてないけど。