「ステビア農法」

ステビアの濃縮液と糖蜜をかけて、美味しいとちおとめを作ってる農家があるんだって。

ステビア農法って何ぞや?

ステビアは、パラグアイ原産のキク科ステビア属の多年草
海外では“Sweet leaf”や“Sugar leaf”、日本ではアマハ(甘葉)とも。
ステビアの甘味成分は、糖質ではなくステビオサイドおよびレバウディオサイドAなどのジテルペン配糖体であり、砂糖の200~300倍の強い甘みがあるらしい。

ステビアを煮出して濃縮液にしたり、枯れた葉茎をこまかく砕いて用土に混ぜ込んだり発酵させて堆肥として利用する(効果抜群)ことをステビア農法というらしい。

効果

地力回復(有効土壌菌の活性化。有害成分ダイオキシン等の吸着、分解作用)
・作物の活力を高め発根促進。
有害菌を殺し病害虫に侵され難い。(ネコブセンチュウ・青枯病、葉枯病)
・霜に強く、収穫期間を延ばし、収量が増える。
・養分吸収効果を高める(肥料濃度障害でも養分吸収を調節)
・果実の落下防止に寄与
・成り疲れ、老化防止
糖度を高め自然の美味しさを増す
・ビタミン、ミネラル等滋養栄養分を増す抗酸化の作用もある。
・抗酸化作用により日持ちが抜群に良くなる
・アレルギーやアトピーの抑制効果を持つ植物を作る

ステビアには、ビタミンA、B2、B6、カロチン、アミノ酸、炭水化物、酸素、有機酸、多糖類、植物ホルモン、グリコシド光合成菌類、グラム陰性菌、微量元素などが含まれる。 それらが、作物の根から分泌される炭水化物、有機酸、アミノ酸、酸素、とともに、土壌中の有用微生物郡の増殖を活性化させ、根からの養分吸収を容易にする環境条件をつくりだすものと考えられる。

また、土壌改良剤としてすぐれた働きをするので、使用量や希釈倍率をまちがえても作物を枯らすことはないらしい。

キク科はジャガイモの連作障害予防で植えたかったんだよなぁ。 ステビアは、甘いけど不味い。って見て、興味なくなってたんだけど、買ってみようかな。 甘いステビアは一種類だけらしいけど。まさか違う品種なんてことないよね…。

種とか挿し木で増えるらしいよ。種は発芽率が低いうえに糖度のばらつきがあるから挿し木で増やすのが無難らしい。ハーブだから手入れも楽らしい。

(オマケ)美味しいとちおとめへの考察

ヨモギを使った天恵緑汁(ヨモギを黒糖に漬けたもの)のステビア版だと思うんだよね。 ってことは、朝に摘んだ新芽で作るのがいいんだろうなぁ。

糖分は根を痛める可能性があるから、株が弱って次世代への影響が懸念されるなぁ。(水分吸収が抑えられて甘くなるだろうけど)葉面散布が適切なんだろうな。希釈の問題か?
光合成して、植物が作るっていう過程をはしょらせれて養分になってるかもしれやん。ってことなんだね。

 ↓参考にした記事↓

果実の甘みを増す手段には甘いものを与えるという、その場合のメカニズムを教えて下さい | みんなのひろば | 日本植物生理学会

http://www.ynkikou.co.jp/stevia%20power.htm

https://stevia-eco.com/effect/