スーパーで買えない品種を育てたい
選んだ品種
グランド ペチカ
2000(平成12)に品種登録。 皮の色が赤い地色に赤褐色の斑がある、出願時の名称は「デストロイア」。 加熱するとホクホクする粉質が多い肉質でサツマイモとジャガイモの間の味がするらしい。 香りも良く美味しいじゃが芋。
インカのひとみ
2006(平成18)に品種登録。 インカのめざめの選抜品種。 皮がピンクとベージュ。 味はインカのめざめと似てる(より甘い?)。 栗とサツマイモみたいらしい。
北海こがね
フレンチフライ用ジャガイモ。 煮崩れしにくいから煮物も良い。
ジャガイモの育て方
3月
(元肥パターン1) そうか病予防とうまみ成分を引き出すため、植え付けの2~3週間前に米ぬかをまいてよく耕しておきます。 ジャガイモは弱酸性の土(pH5.0~6.0)が好きなので調節しておく。
春植えは、2月下旬~4月上旬(霜が出なくなったら) 3月中旬が大きさ、収量共にベストだが、4月上旬でも95% 収穫時期はともに7月上旬(梅雨明け前)。
冷涼な気候を好みますので、植え付けは晩霜害の恐れがない限り、早めに植え付けます。
植える1ヶ月前に芽出し作業を行う。 丸ごと植えが1株あたりの収穫量は多い。
植え付け 20センチくらいの深さまでしっかりと耕し柔らかくする。畝の幅は60~70センチほど。
(元肥パターン2) 畝に幅15㎝×深さ15㎝ほどの溝を掘り、苦土石灰・堆肥・肥料(発酵鶏ふん150g化成肥料100g/1㎡)を入れて混ぜ、種芋に直接触れないように3~4センチ土を戻し、種芋を入れたら平らにする。(覆土は5~6cm)
(元肥パターン3) 株間には肥料1つかみをまきます。 牛ふん堆肥・有機配合肥料・うまみ成分のアミノ酸が豊富に含まれた肥料がおすすめ。
大きなジャガイモを育てたいなら、土寄せで育成。 浅く植えて盛っていく。
4月
丈が10センチくらいに成長したら、 Lサイズ(150~250グラム。7~9センチ程度)のイモを収穫したいなら2本だけ茎を種芋に残す。 2Lサイズ(250~350グラム。12~15センチ程度)のイモを収穫したいなら1本。
地中で1つの芽から分かれたものである可能性があるので、土の中に指を入れ、揺すって確認する。 タネイモが一緒に抜けてしまわないように株元を手で押さえつつ、不要な芽を抜きます。
①追肥+土寄せ1回目は、芽かき後に株の根元に被せるように5cm程度行いましょう。
5月
②追肥+土寄せ土寄せ2回目は、出芽から約20日後くらいです。
6月
③地上部が30cmぐらいの 大きさになったとき、さらに10~15cm程度の土寄せを行う。 このとき株間に有機配合肥料を30グラムずつ追肥する。
7月 葉が黄色くなってきた頃が収穫時期。 7月上旬(梅雨明け前)
収穫は晴天が2~3日続いた日に行う。(菌予防) 午後3時以降に掘り出して夕方に干せるのがベスト。 半日程度天日で乾かしてから拾い集める。(殺菌・防除) ※水洗いはNG。食べる直前に洗う。 ※500円玉よりも小さいイモはソラニンを多く含むため、食べずに処分しましょう。
収穫したジャガイモは、カゴ等に入れて風通しの良い冷暗所で保存します。 5℃前後で貯蔵すると萌芽が少なくなる。 日光だけでなく蛍光灯の光でも緑化してしまうため、遮光ネットをかぶせるなどしましょう。
収穫したての新ジャガももちろんおいしいが、10~14日ほど保存し追熟させるとジャガイモに含まれるデンプンが糖分に変化し、甘みとうまみが増します。
種芋保存方法 傷んだイモがあると症状が広がるので、 個別に新聞紙でくるんで冷蔵庫(5℃)の野菜室。
8月
植える1ヶ月前に、 日当たりの良い窓辺などに置き、芽だしの作業を行う。
9月
秋植えは8月下旬~9月中旬に植え付け、11月下旬~12月頃に収穫できます。
11月下旬
収穫
緑肥(寒太郎/スナイパー)播種。
春じゃが+ネギ/ネギ+秋じゃがというようにネギジャガで畑を回すことで土壌障害を防いで連作が可能になるらしい。 にゃあさんはジャガゾーンが限られてるから、脇にニンニク(ネギ属)を植えて土壌障害対策とする作戦。
↓参考にした記事↓ 「やさい畑」2020初春/2019冬/2017春